スーパーカブの可能性を垣間見る〜積載の美学〜
スーパーカブの大事な特徴として立派なキャリアがあります。
他のタイプのオートバイとは決定的に違いますよね。
キャンプ道具を積んだり、
最近川遊びを覚えたので、網やバケツを乗っけたり、
夢が膨らみます。
今思えばオートバイへの荷物の積載が下手くそだったアタシは
ツーリングなどちょっと荷物が増えたりすると
なんか不安定かつ不格好な感じになりがちでした。
今思えば、まず不必要なものをたくさん持って行き過ぎだったな。
これからカブと行くツーリングにはこのブログタイトルにあるような、
スッキリシンプルな積載を心が得たいです。
今回ご紹介のこの本は 2012年発行されています。
ハンス・ケンプ氏がベトナムの道路でバイクタクシーに乗りながら撮影した
街の中を走る過積載の概念を超越した積載を施されたバイクの写真集です。
冒頭の一節で「人が必要とするものはすべて、バイクに積めるのだ。」
とまで書かれています。
この写真集を見れば、確かにその表現に誇張はなし!と思わざるをえない。
“珍バイク”とありますが、登場するバイクは、ほぼ、カブです。
おそらくカスタムもされていない、
いわば普通の実用バイクとしてのカブがその積載性能を遺憾なく発揮し、
“珍バイク”となりえていると言えると思います。
カブの可能性、懐の深さをまざまざと見せつけられる写真集です。
積載の参考にはならないな…
あまりにレベルが高すぎる。