Simple Ride

スーパーカブで再度オートバイに乗るのだ

もっと知りたいスーパーカブ「シェルパ斉藤のリッター60kmで行く!日本全国スーパーカブの旅 」

 オートバイ関連の書籍はバイクで旅をしていた時代はよく読んでいました。

シェルパ斉藤さんのお名前は以前から知ってはいましたが、

おそらく今回この本で初めてシェルパ斉藤さんの本を読むことになりました。

 この本では主にスーパーカブで寺社をめぐり御朱印を集める。

巡礼紀行の旅の記録がメインです。

 この本で私が驚いたのは

シェルパ斉藤さんがスーパーカブの50ccを旅の相棒に選ばれていることです。

もちろんシェルパ斉藤さんは原付2種タイプのカブを選ぶ事も可能でした。

この本の中で大型2輪免許の取得までされています。

九州、北海道中を走破されていてその距離も相当なもんです。

しかし旅の相棒として50ccのスーパーカブを選ばれた理由が書かれていましたが

それがいかにもこの人らしいというか、

旅の内容も個性的でとても興味深く読ませてもらいました。

 

そしてこの本の211ページに紹介されていた一人の女性サイクリストが印象的でした。

 函館の自宅から15kmも離れていない隣町のキャパンプ場で出会った方のエピソード。

シェルパ斉藤さんも彼女の旅に感動したと書かれていますが、

私も深く感動しました。

 

私の場合、休日が全て自分の時間の自由だった独身時代ではなく

今は家事育児で休日もまともに自分の時間なんかとれない。

それでも…なんとかスーパーカブを相棒に旅がしてみたい…

日常の足としてはもちろんですが、

スーパーカブ購入の動機としてこの想いが密かにありました。

 

若い頃ツーリングの旅の途中で出会った人の中にはこういう不屈の魂というか、

強い人に出会い影響を受ける事がありました。

そういう事も思い出させてくれる本でした。

 

シェルパ斉藤のリッター60kmで行く!日本全国スーパーカブの旅

シェルパ斉藤のリッター60kmで行く!日本全国スーパーカブの旅