歴代のカタログも掲載されている!「スーパーカブの歴史-ロングセラーモデルの変遷1952-2012」
今回ご紹介する本はもうタイトルのとおり。
スーパーカブがどんな変遷をたどって来たのか歴史を教えてくれる一冊です。
2012年発行なので、2018年の1代前のモデルを最新モデルとしています。
スーパーカブの歴史だけでこんな本が発行されていたなんて…
それだけで驚きです。
お話は誕生前の1946年自転車用補助エンジンから始まります。
そこから誕生を経てどのタイミングでどんな仕様変更がされたのか、
新シリーズの誕生の経緯など事細かく記載されています。
そしてこの本にはスーパーカブの歩み、
カタログでたどるモデル変遷1952−2012
というページがあり歴代のカタログ、新聞広告を一挙に参照することができます!
当時のお父さんの七三分けの頭とか、
ぶっとい眉毛の青年、
スカーフ(?)を頭に巻いた女性など
当時の流行りと思われるファッションから
カブの辿った歴史の生々しさが感じられます。
この本を見ると非常に初期の段階の広告から女性がカタログに登場しています。
エンジン付きの乗り物としてこれってすごく珍しいんじゃないのかな〜。
そして読後の感想として
本当に基本的な所は変わっていない事に衝撃を受けました。
すごいよスーパーカブ。
カブジョが日本カメラ9月号に掲載されてたよ「日本カメラ2018年9月号」
私はデジタルカメラも好きでカメラ雑誌もちょこちょこ読んでいます。
今回ご紹介するこの雑誌も定期的に読んでいましたが
もう10月号が発行されたのでちょっと古くなってしまいました。
写真家の大野雅人さんが種子島で撮影されたスーパーカブと女子高生の写真が口絵特集で数点掲載されていました。
種子島、カブといえば…
秒速5センチメートルの第2話「コスモナウト」を思い出します。
あんなに切ないストーリーかつキレイな映像のアニメを見た事がなかったので
よ〜く覚えております。
種子島で主人公と女の子が乗っていたのは…
そういえばスーパーカブだよね!
今更ながらあれは本当に島の人達が日常の足として使っている
乗り物なんだと知りました。
そして写真展が…
もう終わってる…
大野雅人写真展「Cub-jo-カブジョ-」が2018年9月7日から20日までソニーイメージングギャラリー銀座で展示されていたようです。
もっと知りたいスーパーカブ「シェルパ斉藤のリッター60kmで行く!日本全国スーパーカブの旅 」
オートバイ関連の書籍はバイクで旅をしていた時代はよく読んでいました。
シェルパ斉藤さんのお名前は以前から知ってはいましたが、
おそらく今回この本で初めてシェルパ斉藤さんの本を読むことになりました。
巡礼紀行の旅の記録がメインです。
この本で私が驚いたのは
シェルパ斉藤さんがスーパーカブの50ccを旅の相棒に選ばれていることです。
もちろんシェルパ斉藤さんは原付2種タイプのカブを選ぶ事も可能でした。
この本の中で大型2輪免許の取得までされています。
九州、北海道中を走破されていてその距離も相当なもんです。
しかし旅の相棒として50ccのスーパーカブを選ばれた理由が書かれていましたが
それがいかにもこの人らしいというか、
旅の内容も個性的でとても興味深く読ませてもらいました。
そしてこの本の211ページに紹介されていた一人の女性サイクリストが印象的でした。
函館の自宅から15kmも離れていない隣町のキャパンプ場で出会った方のエピソード。
シェルパ斉藤さんも彼女の旅に感動したと書かれていますが、
私も深く感動しました。
私の場合、休日が全て自分の時間の自由だった独身時代ではなく
今は家事育児で休日もまともに自分の時間なんかとれない。
それでも…なんとかスーパーカブを相棒に旅がしてみたい…
日常の足としてはもちろんですが、
スーパーカブ購入の動機としてこの想いが密かにありました。
若い頃ツーリングの旅の途中で出会った人の中にはこういう不屈の魂というか、
強い人に出会い影響を受ける事がありました。
そういう事も思い出させてくれる本でした。
シェルパ斉藤のリッター60kmで行く!日本全国スーパーカブの旅
- 作者: 斉藤政喜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 17回
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本で知りたいスーパーカブ「見学!日本の大企業 ホンダ」
あたしは子供に読む本を定期的に図書館で借りるのですが、
もう5歳になるので小学生低学年向けの本にも興味を持つようになりました。
なにか子どもが好きそうな乗り物の本はないかな〜と本棚を物色してこの本を見つけました。
これは完全に自分が読みたくてチョイスしました。
児童向け書籍は大人が選んで読むにはちょっと気恥ずかしいイメージがあります。
対象が子供向けですからね。
しかし、少ない文字数でイラストや写真が多様され
非常にわかりやすくまとめられている良書がたくさんあると思っています。
今回紹介するこの本もその一つと思いますので紹介します。
ホンダという企業の成り立ち、
創業者ホンダ宗一郎の記事。
結構新しい本だと思います。
表紙にはNM4も載っています。
そしてスーパーカブに関する記事もそこかしこに満載、しっかり載っています。
今まで読んだオートバイ関連の本でダントツでわかりやすい!
子供が主な読者対象だから当然ですね。
そしてホンダについてこれだけ知識があればもう十分でしょう。
という内容が簡潔に少ないページ数でまとめられています。
内容が優しくまとめられているだけではありません。
特に「120%の良品をめざす」という項目内にある品質管理のための検査のアツいエピソードに胸を打たれました。
こんな会社がスーパーカブを作ってるんだな〜。
とその一面を知るには十分な内容かと思います。
これは大人が読んでも面白いぞ!
カブ納車前の読書紹介“銀輪の覇者”
こんにちは
発注したスーパーカブは当然まだ納車されないので、
また本の紹介をさせていただきます。
アタシは独身時代中心に自転車に乗っていました。
ロードバイク、折りたたみ自転車。
とても深く面白い世界でした。
独身時代はそれこそ毎週のようにトレーニングに走っていました。
しかし、今の私の生活では時間が取れなくなった。
小さい子どもがいると半日でもトレーニングで家をあけると残されたカミさんが大変です。
ウチは共働きなのでカミさんの休養も必要です。
長い間それでも自分の時間が空いた時乗ろうととっておいたのですが、
なかなかそんな時間は取れません。
そして思い切ってスーパーカブ発注前に全て手放しました。
これはスーパーカブにちょっと近い乗り物。
自転車の世界のお話です。
日本の近代。
戦前くらいでしょうか。
自転車レースを舞台のミステリー小説という感じでしょうか。
本の書評とかそんなものは正直書いたことがないのですが、
面白かったです(笑)
我ながらものすごい文才のなさです。
斉藤純さんはオートバイ乗りで
オートバイに関する本も沢山書かれていますよ。
まだ読んだことがない方はぜひ読んでみてください。
こちらはキンドル版がありましたので、
そちらをご紹介させていただきます。
Cub アウトドアソフトバック(OSYEX-X8H-KF) が届きましたわ
カブにはシート後ろに立派なキャリアが付いています。
ネットでみなさまのカスタムを拝見すると立派なボックスが装備されていることが多いですね。
私も最後に乗ったDF125にはGIVIのボックスを装備していました。
しかし、次期スーパーカブの運用は
あるときは荷物運搬、
あるときは座布団を使用して子供とタンデム。
なんてことを考えています。
GIVIみたいなボックスはやっぱり安定感も抜群だし、鍵もあるから防犯面でも安心で、実際使っててすごく便利なのは覚えています。
ただ使わない、もしくはタンデムしようとする時はアタッチメントが残ってしまいますよね。
そこでコレを買ってみました。
60週年アニバーサリーのCub アウトドアソフトバック(OSYEX-X8H-KF)です。
裏返してみると…
底は適度に硬いです。
持ち歩き用に持ち手もあるし、
中で荷物も安定してそう。
しかもこれ、カブ積載時はバックルでキャリアに簡単着脱できます。
ネットもいらないので見た目もかなりスッキリ。
バックを外してもスッキリ。カブのキャリアには何も残りません。
結構これいいと思うんだけどな〜。
素材はターポリンで防水性も高いと思います。
限定商品にしておくにはもったいない気がします。
しかし何分肝心のカブがまだ手元にないので装着レビューができません。
普段遣いにピッタリな気がします。
小説で知ったスーパーカブ「たびを」
納車までまだずいぶん時間があります。
すげ〜楽しみに待ってますが、
こればっかりは焦ってもしょうがないですしね。
納車前でネタがないので思い出深い本をご紹介します。
OUTRIDERというオートバイ雑誌を好んで購読していて、
この本が紹介されていたことを今でも覚えています。
この小説は簡単に言ってしまえば、
主人公がスーパーカブに乗って南は九州の鹿児島、
北は北海道まで一周して帰ってくるというお話。
一人旅でスタートし、道中に本当にまあ色んな個性的な人たちと知り合いまいす。
出会いと別れ。
この繰り返しです。
そして随所に著者が実際にオートバイで全国を旅して得たと思われる情報が散りばめられています。
カブで長い間ツーリングをしたい、またはしてきた人たちには特に興味深い内容なのではないでしょうか。
当時既に社会人として働いていたので日本一周なんてできるわけもないので、
この本を読みながら主人公と一緒に長いたびを楽しませてもらいました。
アタシが手にして読んだのは紙版です。
当時キンドルなんてまだありませんでしたから。
初めて紙版で見られる方は驚くと思いますよ。
…ってこの本はキンドル版では出てないようです。
これから読まれる皆さま、
この本の重みも合わせてお楽しみくださいませ。